フラッシュバックから今に戻るために


フラッシュバックは過去に連れて行く

フラッシュバックがもたらす影響のために現在にとどまる事が難しくなり結果 として、多くの時間を過去の嫌な思い出、未来への不安の中に留まる(生きる)事を余儀なくされる事を以前のブログにて書きました。そのため、いじめなど過去にトラウマとなるようなとてもつらい体験に遭遇してしまった人は、「現在にとどまる」「今にとどまる」ために、自分なりの”いくつもの技、手立て”を持つことが、大切になってくると思います。もしかしたら、そのような技、手立てのいくつかを既に習得しているかもしれません。

フラッシュバックから今に戻るための習得した技を持っているかもしれない

なぜなら、そうしたつらい過去があるのにも関わらず、今、ここに存在している事自体、そのような過酷な体験を生き抜いてきた、耐え抜いて来た事を示しているからです。そして、そうした経験の中から、つらい過去や不安な未来を思い浮かべて、つらくなった時に、自分では意識していないが、過去や未来へのつらい思いから抜け出す技、手立てを身につけているかもしれないです。

例えば、私の場合には

(自分の場合は、とにかく自転車に乗って、近所の小さな自然に触れる、銭湯に出かけるなどでした)。きっと「小さな自然」は、ささやかでありつつも誰隔てる事無く、美しい風景を見せてくれるのが良かったのだと思います。また、「銭湯」は人はいても、それぞれの人が思い思いに過ごしていて干渉し合わない(必要以上に侵入しない)のが良いのかと思っています。(もちろん、お風呂自体も大好きなのですが、、、)

「いじめ」のためのフラッシュバックの影響で

というのは、「いじめ」などの「心の傷」は、暴力や悪口などの「脅威となる他者からの侵入」だけでなく「無視」などの孤独感を伴うので、「人への怖さ」と共に「孤独感、寂しさ」も触発されるわけです。そのため、フラッシュバックが起こると「人への恐怖感」だけでなく「孤独感」という感情もフラッシュバックされるのだと思います。人に接するのは怖いが、かといって一人にでいるのも、とてつもない孤独感を換気させる、こうした袋小路に向かわせるのが、いじめという過酷な体験なのだと思います。そのため、「銭湯」という空間に行くこと、関わらない他者と湯に浸かる事が一時的にもフラッシュバックからの避難になっていたわけです。

例えば、こんな工夫をしてみては、、

つらい体験をくぐり抜けて来た人は、自分なりの、そのような「空間」「手立て」があるのだと思います。また、そうした「空間」「手立て」を意識したり、紙に書いてリスト化するのは、いざという時の「お守り」のように働きます。自身の「安全な空間」「技、手立て」を考えているの事を意識化しリスト化しておくと、ピンチの時に実行しやすくなります。もし、一つもないという人は、これから一つづつ身につけていけばいいですし、そんな中、生き抜いて来ただけでも「すごい」事と振り返ってみてはと思います

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