いじめの後遺症による孤独感への対処③


「疎外感・孤独感」という”フラッシュバック”への対処として、その状況、環境、「体感」を知っておく

前回までのブログにて、いじめの後遺症として”疎外感・孤独感”を抱えてしまう事を書きました。また、そうした”疎外感・孤独感”(そのほとんどが”感情のフラッシュバック”です)への対処、対応として、そうした状況、環境をあらかじめ、知っておくことが大切であることを述べました。さらに、そのような時の「体感」(身体感覚のフラッシュバック)を知っておく事も役にたつ事について書きました。

「フラッシュバック」はその人を過去に連れ出す

また、「疎外感・孤独感」への対処として、そうした”フラッシュバック”が起こる時の”感覚”を知っておく事も役に立つと思います。以前のコラムにて書きましたが、”フラッシュバック”は、過去のつらい思いがカプセル化され、その閉じ込めたカプセルの中にあるものが溢れ出ます。そして、その瞬間は、現在の時間から切り離され、いじめられた過去という時間にいます。

「孤独感」という”フラシュバック”によって湧き上がる感覚に注目する

ここで、注目したいのは、”現在から引き離される””過去に連れ戻される”という事です。そのような状態になるということは、そうした”感覚”も伴うはずです。

“フラシュバック”によって湧き上がる感覚とは

ですから、「疎外感・孤独感」が増している時の”感覚”は、”今という時間から切り離されている””昔のつらい思いばかりがよみがえって来て、いてもたってもいられない””周囲の環境、人がまるで遠い存在のように感じる”という感覚が強まります。そのような”フラッシュバック”にいる状況はとても辛いのですが、逆に言うと、そうした感覚は、フラッシュバックが湧き上がっているというサインにもなります。

そのような、”感覚”をサインとして書き留めておく

さらに、こうした「疎外感・孤独感」という”フラッシュバック”が起きる時の感覚も一度、紙に書き留めておくと、そうした”感情の渦”に巻き込まれそうになっても、それを”サイン”として受け止め、現在という時間に戻りやすくなると思います。

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