いじめの後遺症で「孤独感」を感じる時②


「疎外感・孤独感」により、普段、近づかないような人と関係しやすくなる

今までのコラムにて、いじめの心の傷、特に、”無視・シカト”によって、「孤独感・疎外感」が心にカプセル化される事を書きました。さらに、その影響として、その「疎外感・孤独感」から、時に普段は警戒するような人と近づいてしまう事を書きました。

「疎外感・孤独感」は感情のフラッシュバックによって起こる

以前のコラムにて書きましたが、「疎外感・孤独感」が湧き上がる時、そこには、「感情のフラッシュバック」が起きている可能性が高いです。ですから、「感情にフラッシュバック」への対処、工夫(手立て)が必要になります。

「感情のフラッシュバック」はトリガー(引き金)で生じる

「感情のフラッシュバック」は、引き金(トリガー)によって起こります。”つらい過去”を思い出させるような環境、状況が思い出させる刺激となって「感情のフラッシュバック」が生じます

すべての引き金(トリガー)を避ける事は困難

「感情のフラッシュバック」が起きるような環境、状況を避ける事は困難です。なぜなら、そのような「引き金」(トリガー)となるような環境、状況は至る所に見出す事が出来るからです。その環境、状況とは、その人に”孤独感”を感じさせるような状況です。

例えば、このような環境、状況

例えば、自身の事を思い出すと、外に出れば、仲良くしている人達を見るだけで、「孤独感、疎外感」を感じました。特に厄介だったのは、”日曜日の午後”です。日曜日の午後に家で一人でいると、この時間にも他の人は誰かと会って、楽しく過ごしているのではという「感情のフラッシュバック」が起きてとても辛かったというのがありました。

環境、状況をコントロールする以外の対処をとる

このように、外にいても、家にいても、「孤独感」を感じ、「感情のフラッシュバック」をまねき、辛い感情に悩まされる事になります。ですから、トリガーを避けようとする対処だけでは、「疎外感・孤独感」への対処として不十分なのです。

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