いじめの後遺症による「孤独感」への対処


「疎外感・孤独感」を引き起こす”引き金”はコントーロールしきれない

前回までのコラムにて、「疎外感・孤独感」は”感情のフラシュバック”である事を書きました。さらに、”孤独感”を感じさせる状況・環境が引き金(トリガー)となって、”感情のフラッシュバック”が起きる事も述べました。その一方で、”孤独感”を感じさせる環境、状況というのは、無数にあるために、その環境、状況をコントロールする事はとても難しい事を書きました。

環境、状況をコントロールする以外の手立ても考える

そこで、”引きがね(トリガー)”を避ける事以外の対処、工夫(手立て)をしてみる事が必要になる事も前回のコラムにて書きました。

自身の引き金(トリガー)を把握する

「疎外感・孤独感」という”感情のフラッシュバック”への対処の一つは、自身にとって、どんな状況や環境が「引き金(トリガー)」となりやすいかを考えてみる事です。すなわち、””孤独感、疎外感”を感じ、その後、引き続き、起こる”感情のフラッシュバック”がどのような環境、状況で起こりやすいかを把握してみます。すると、無数にある”引き金(トリガー)”をコントロールする事は出来なくても、その状況・環境を知っておく事は可能です

状況、環境を把握出来れば対処しやすくなる

「疎外感・孤独感」が湧き起こりやすい状況、環境(場所)を知っておくと、そのような場所に行った時や、そのような状態になった時に、あらかじめ、そなえる事が出来やすくなります。「今、この場所は、フラッシュバックが起きやすいな」とか「この状況だと、フラッシュバックが起きるかもしれない」と考える事で”他者への渇望感”が起きる前にその場所を離れるなどの対処がとりやすくなります。

「疎外感・孤独感」が起きても、その感情に巻き込まれずにいられる

もし、「孤独感・疎外感」が湧き起こっても、さらに、環境(場所)や状況を把握しておくと「もしかしたら、これは、”感情のフラッシュバック”が起きているかもしれないな」と立ち止まる(いじめられた過去に行かず、現在に踏みとどまる)事が出来やすくなります。

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