安全な場所を見出す⑤


少しでも、安心感のある、ほっとできる場所に移動する

前回のコラムで、いじめの後遺症である「疎外感・孤独感」の感情の渦の巻きこまれた時、すなわち、「孤独感のフラッシュバック」にさい悩まされる時に、「少しでも」「比較的」安心感のある場所に移動するという事を書きました。さらに、身近な所でそのような場所を見出す事についても述べました。

少しでも、安心感のある場所は人、それぞれ

では、どのような場所がそのように、少しでも、安心のある場所となるのでしょうか?そのような場所は、もちろん、人によって異なるでしょう。それは、何に安心できるか、安全な感じを受けるか、ほっとできるかは人によって異なるのと同じです。

誰もいない場所一人になれる場所

このような場所が「少しでも」安心できる、安全感を感じられるという場所を考えてみたいと思います。そこで、考えられるのは、他者がいない、自分一人の場所という事だと思います。ですが、そのような場は、「脅威となる、自分が脅かされる」人がいないとはいえ、ますます、「疎外感・孤独感」が強くなってしまう可能性があります。もちろん、そのような「疎外感・孤独感」を感じない人にとっては、そうした一人になれる空間が安全な場所となるでしょう。

誰もいない場所では孤独感が強まる場合、別の場所を考える必要性が生じる

そのように誰もいない場所で「安全感、安心感」を感じる事が出来ても、「疎外感、孤独感」が強まってしまう人の場合、別の安全な場所を探す必要があるでしょう。

他者がいても脅威を感じない場所、孤独感を感じない場所を探す

ですから、「いじめの後遺症」によって、他者を脅威と感じる、他者を警戒するが、反面、一人だと孤独感が強まるという苦しみを抱えている場合、「他者がいるが脅威とならない」「”少しでも”ホッとできる、安心できる場所」を見出す事が必要になると思うのです。

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