安全な場所を見出す③


いじめによる「心の傷」の影響から来る「疎外感・孤独感」への対処として、「安全な場所」に移動する事をしてみる

前回までのコラムにて、いじめの後遺症による「疎外感・孤独感」への対処として、そうした感情が湧いてきている事を感じ、そして、その場から離れ、他の安心感、安全感のある場所へと移動する事を書きました。そして、さらに、そうした場所に行くと、心が落ち着く、穏やかになるという所が適していることについて述べました。

楽しい場所、刺激のある場所を避ける

ここで、一つ、提案したいのが、「安全な場所」「安心な場所」として、楽しいわくわく感のある場所、刺激のある場所を避けるという事です。このような気分の時には、ついつい、気分転換をする、嫌な事を忘れるために刺激的な所に行くということをしたくなるかもしれません。

楽しい場所、刺激のある場所がよけい苦しみをかきたてる

しかし、そのような時に、そうした楽しい場所、刺激のある場所に移動する事はさらに「つらさ、苦しみ」を募らせることになるかもしれません。なぜなら、そのような場所は人が多く、集まっているので、余計に孤独感が増すことにつながるかもしれません。また、そのような所に行く事で他者と接したくなるかもしれないです。そうした接する相手は、以前書いたように、人を平気でいじめたり、マウントをとったりと、相手を大事にしない脅威を与える人かもしれないのです。なぜなら、そのような時は、繰り返しになりますが、普段働く警戒センサーがオフになっているからです。

楽しい、わくわくする、刺激のある場所よりも、落ち着く、心が穏やかになる場所を選ぶ

ですから、やはり、いじめの後遺症でもある「孤独感・疎外感」が湧いた時は、その場を離れるだけでなく、心がなぜだか、落ち着く、穏やかになる、そのような場所に行く事が大切ではないかと思うのです。

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